ローマ1ついに来ました、憧れのローマです。私はローマに来たいためにイタリアを選んだようなものです。 もう、ローマに入る前から、まるで恋人に会いに行くようにワクワク、ドキドキしていました。 まず一番初めに行ったのが、ローマにあるヴァチカン市国です。 ヴァチカン市国は独立国ですが、ローマから入る時は歩いてフェンスを越えるだけです。 パスポートも何もいらないのです。 フェンスを越えると、サン・ピエトロ広場です。 サン・ピエトロ大聖堂の前に広がる楕円形の広場は約30万人を収容できる広さなのです。 サン・ピエトロ大聖堂の中に入りました。 サン・ピエトロ大聖堂は世界最大の大きさで、世界で最も美しい寺院だといわれています。 寺院そのものが大きいので、バランスを考えて入り口も窓も、一つ一つの像も、神殿も何もかもがものすごく大きく作られています。 サン・ピエトロ寺院に入ると直ぐ左手にあるのが、ミケランジェロの傑、ピエタ像です。 これは、ミケランジェロ23歳の時の作品です。 キリストの死を嘆く悲哀に満ちたマリアの表情などを繊細に表現しています。 ミケランジェロの作ったもの中で私の最も好きな作品です。 サン・ピエトロ大聖堂の中の彫刻はすごい、すごすぎる。 小さく見える天使も、実は身長15cm以上もあるのです。 時間がないので、30分ほどして大聖堂を後にしました。 サン・ピエトロ大聖堂に心を残しながらも、次はコロッセオに向かいます。 コロッセオは近くで見るとものすごく迫力があります。 4階建ての円形競技場です。 猛獣と剣闘士、また、剣闘士同士の闘いが行われ皇帝も市民も熱狂したのだそうです。 1階はドーリア式、2階はイオニア式、3階はコリント式と階によって柱頭の装飾が異なるのが面白いですね。 私たちは、コロッセオの周りを歩いてまわりました。 コロッセオの周りは素晴らしい風景です。 パラティーノの丘、フォロ・ロマーノ、コンスタンティヌスの凱旋門などがあります。 コンスタンティヌステイの凱旋門はキリスト教を公認したコンスタンティヌス帝がマクセンティウス帝に勝利したことを記念して315年、ローマ元老院と市民によって建立されました。 この後、トレビの泉へ向かいました。 トレビの泉はフェデリコ・フェリーニの『甘い生活』でアニタ。エクバーフが深夜に肢体をさらす場面が印象的ですよね。 近くで見ると思っていたよりも大きく、彫刻などが美しいです。 トレビの泉にコインを一度投げると再びローマに来ることが出来る、二度投げると幸せな結婚が出来る、三度投げると嫌な人と別れることが出来ると聞きました。 私たちは皆三度ではなく、二度投げることにしました。(笑) トレビの泉の直ぐ近くにあるジェラート屋さんのジェラーとはおいしいと聞いたので、食べることにしました。 本当においしい!! 私は今までこんなにおいしいジェラーとは食べたことがありません。 ここで、『ローマの休日の』オードリもこのように、おいしいジェラーとを食べたのかもしれませんね。 このあと、オードリがジェラーとを食べながら歩いたスペイン広場のスペイン階段へと向かいました。 『ローマの休日』では、この階段をオードリがジェラーとを食べながら降りてくるシーンがあります。 今はここでジェラーとを食べることは禁止になっているのですが、私と娘はオードリになった気分で階段を優雅に(?)降りていきました。 さて、ここでちょっと休憩。 午後からは食事の後です。 ローマは素晴らしいところがありすぎて短い時間で話しつくせません。 この後のことは次回にさせていただきます。 |